名もなきゲーム・アニメ手記

気ままにゲーム・アニメなど、自分が触れたコンテンツについて書いていくブログ。

【黄泉ヲ裂ク華】暇つぶしに買ったゲームが思った以上に面白かった件【感想】

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サクナヒメや女神転生の繋ぎ目的で買った「黄泉ヲ裂ク華」。

ダンジョンRPGは久しぶりでしたが、予想以上に楽しめました。

 

 

ゲーム概要

ジャンルは「ディストピア・ダンジョンRPG」。

『事故に巻き込まれ、閉じ込められた迷宮からの生還を目指せ!

1979年の東京を舞台に展開する、ディストピア・ダンジョンRPG開幕』(公式サイトより)

 

1人称視点でダンジョンを探索し、不気味な敵である黄泉族を撃退しながら、巨大迷宮黄泉からの脱出を目指す、というのが本作。

ハクスラ要素もあり、装備は基本敵からのドロップで集めていく。

 

ちなみに、エクスペリエンスは『死印』や『NG』といったホラーアドベンチャーゲームも作っている会社です。僕としてはそっちの方で知名度がある感じでした。

公式サイトはこちら。

yomibana.jp

 

 

 

自由なキャラクリ

本作では主人公を含むパーティ陣を、自由に作ることが出来る。

名前はもちろん、プロフィールすら自分でつくれるという、まるでTRPGのキャラクリのように作れるのが特徴。ただ、見た目だけは選択式なので、そこだけはご容赦をといったところか。

パラメータも素性に合わせた初期ステ+自由に数ポイント割り振れるタイプ。レベルアップ時のステータスも自由に割り振れるうえ、後から降り直しも可能なので、気ままにステ振りできるのが特徴。

 

ジョブも「戦術工」「防術工」「闘術工」「魔術工」「聖術工」「猟術工」「斬術工」「忍術工」の8つ。戦士、ナイト、モンク、魔法使い、僧侶、弓使い、侍、忍者といった感じ。この中から好きな組み合わせを選んで、前衛3人、後衛3人の計6人パーティを作成する。スキルも振り直し可なので、敵や状況に応じたスキル構成に組みなおすこともできる。

 

ちなみに、自分が作ったのは「戦術工」「防術工」「斬術工」「魔術工」「聖術工」「猟術工」のパーティ。タンクと回復役はしっかり用意しつつ、火力役3人、サポーターに「猟術工」を採用する組み合わせ。特にタンク適性のある「防術工」と回復役の「聖術工」は必須。敵の攻撃は軒並み強力なので、防術工の育成を最優先で行うと、事故死が減り安定性が出てくるのでオススメ

 

雑魚はサクサク、ボスはがっつり

本作の魅力の1つとして、戦闘のメリハリが効いていて飽きない、というのがある。

 

戦闘システムの1つに、「スイッチブースト」というのがあり、1ターン限定でパーティに特殊な効果を付けることが出来る。効果は3種類で、

『超電』…1ターンMP消費無しで特技使用可能。特技レベルも1上昇

『耐電』…1ターン被ダメージ半減。ターン終了時にHP一定割合回復

『瞬電』…1ターン全員が敵より先に行動可能。発動中に勝利すると報酬UP

 

これらを駆使して戦闘するわけだが、雑魚敵には超電を最初に切ってMPを使わずに強力なスキルで一掃し、もし残っても『瞬電』で先制攻撃+報酬UPでウマウマと、道中の雑魚敵で消耗せずにレベルや装備を回収できるので、アイテムやMPが尽きて撤退⇒再攻略の回数が少なくストレス無く探索が出来る。

 

一方、味方パーティには蘇生技やアイテムが存在しない(離脱時に身代わりとなってくれるアイテムはある)。そのため、タンク役等の重要なロールのキャラが倒れると一気に戦線崩壊からのゲームオーバーが待っている。特に一瞬の油断が命取りなBOSS戦は常に緊張感が合って楽しい。このメリハリ感が癖になる。

 

ちょっとダークで不気味な雰囲気が○

舞台は1979年の東京というひと昔な時代背景で、迷宮内のモンスターも不気味なデザインが目立つ。ボスにもそれぞれ独特な設定があり、ライブラリで情報を見るのも面白い。

ストーリーもお使い要素のたらい回しだけではなくしっかり練られており、先が気になる展開をしっかり用意してある。

戦闘だけでなく、ストーリーもしっかり楽しめる良作でした!

ちなみに、トロフィーはストーリーをクリアする頃には自然に埋まっているんので、トロコン厨もニッコリの仕様となっております。

 

ダンジョンRPGも結構面白い事を再認識したので、日本一から近々でる、『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』も余裕があれば遊んでみようかなと思います!