大逆転裁判、無事クリア&トロコンしました!
久しぶりに逆転裁判シリーズを遊びましたが、正直面白すぎました。
完成度の高いシナリオ
今までのシリーズでもシナリオの面白さは有名でしたが、大逆転裁判も例外なく良シナリオでした。
各事件も簡単なものから複雑なものまで多種多様。調査だけでは分からなかった謎が、証言のムジュンを突いていくことで明らかになる爽快感は相変わらずでした。
いつものゆさぶる・つきつけるをベースにしたシンプルなシステムな一方で、しっかり調べないと証拠が有効にならなかったりと一筋縄では行かない部分も。ムジュンを見つけてすぐ飛びつくと、よくナルホド君が吹っ飛ばされましたw
また、今作もとにかく濃いキャラクターが多かった。せりふ回しやキャラの動きが面白く、影の薄いキャラが一人もいないと言えるくらいにはキャラが立ちまくりです。
個人的には夏目漱石やローザイクあたりが好み。漱石は変人っぷりと実物のポーズの真似が面白かったし、ローザイクはいかにも魔女って感じの服装がストライクでしたね…。
そして、シリーズ全体を見据えた、最終章に向けての情報の散りばめ方が上手です。各事件の裏で少しずつ新たな情報が明らかになるものの、それ自体はまだ点の状態でつながりが見えない状態で進みます。そして最後の裁判や会話で一気に繋がる時、「そういうことだったのか!」と感動すらおぼえました。
死神の正体、アイリスの両親、亜双義の留学の目的…。
これぞ伏線回収!と言わんばかりのストーリーは、やってない人に勧めたくなるほど魅力的なものになっています。
演出を盛り上げるBGM
今作もBGMは素晴らしかったです。オーケストラのような曲が好きな人にはとにかく刺さるものになってました。
龍之介のテーマは勿論、追及時に流れる曲は聞いていると自然とテンションが上がります。特に『追及への前奏曲』から『大追及~成歩堂龍之介の覚悟』への繋ぎが最高です。これ書いたらサントラ買ってこようと思いますw
一気プレイは非推奨!?
先が気になるストーリーゆえドンドンやりたくなるもの。
しかし、一気にやろうとするとシステムの都合上ダレる恐れがあります。というのは、推理パートと尋問パートは一度相手の話を聞いてからアクションするから。特にホームズの推理は結構大長編なので聞くのも結構大変。一日で何章もやろうとすると流石にしんどくなってくるので、一日一章くらいのペースで楽しむことをお勧めしますw
最後に
以上、大逆転裁判の感想でした。
久しぶりに良質なアドベンチャーゲームを遊べました、大満足です。
トロフィー(勲章)も「特別付録」から確認可能なので、事前に確認しておけば取り逃しは防げるかと!