ちょっと色々気になってた鬼の哭く邦が体験版を配信していたので、早速プレイしてみました!
アクションゲーとしては微妙…?
戦闘スピードはなかなかのモッサリ感
PVの時点から大抵の方が気になっていただろう謎のモッサリ感。
実際にプレイしてみても、その感触は確かにあった。
例えば、剣を使った場合、□ボタンで通常攻撃。ダクソのようにスタミナの概念はなく、いくらでも振り回せるのだが、
フンッ ハッ セイッ
と、例えるなら、ディシディアのクラウドのスラブロのテンポ。
イースやデビルメイクライなんかに慣れてしまったプレイヤーには、
「なんだこのパワータイプキャラは…」
と思わずにはいられない程ゆっくり。アクションゲーとしてはスピード感が足りないので、爽快感は薄目。
気になる戦闘システムは…
戦闘システムは、パートナーの鬼ビ人を、ジョブのように切り替えて戦っていく。
剣なら素早い連続攻撃、槍なら竜騎士のジャンプのような高さを活かした攻撃など、アクションもがらっと変わる。
ここで気になるのは、ジャンプやステップといった立ち回りを支えるアクションも、ジョブによって固定されているという点。
例えば、剣の場合はステップのみ可能で、ガードやジャンプが出来ない。
一方、槍の場合はジャンプのみ可能で、ステップやガードが出来ないといった具合だ。
この仕様なので、どのジョブでもできるアクションが移動しかできず、不自由さを感じてしまいました。
それが顕著に出たのが、最初のBOSS戦。
槍の使い方のチュートリアルみたいな感じなのですが、ミサイルがジャンプだけじゃ避けられない!
ステップなら避けられるんですが、そうすると今度は衝撃波が避けられない。
ステップ、ジャンプ、ガードといった基本アクションは、全ジョブでも使えて良かった気がします。。。
ストーリーはなかなか独特
あと気になったのは、世界観。
輪廻転生をすることが最も重要視され、近しい者が無くなっても、悲しんだりして、死者を迷わせてはならないとされる。
そして、主人公は輪廻転生出来なかった魂(迷い人)を何でもいいから輪廻転生させるのがお仕事。
何でもいいからと書いたのは、序盤に出会う子供の迷い人でのやり取りが衝撃的だった。
両親を残して死んでしまい、一人で寂しいと嘆く子供を両親の下へ連れていくんですが、子供の輪廻転生を助けるために、両親も一緒に死ぬことを選びます。(介錯したのは主人公)
輪廻転生が最も重要であるという、現実世界とは異なる世界観であることがはっきり分かる場面で、とても印象的な場面でした。
なので、物語の舞台はかなり独特で、先が気になるような感じが期待できそうでした。
まとめ
正直アクションゲーとしてはスピードが遅く、ジョブごとに特徴を持たせすぎていて逆に自由度が少ないのが気になりましたが、独特の世界観から展開されるであろうストーリーは面白そうというのが正直な感想でした。
あと一つ言わせてほしいのは、キャラクターのモデリング。
DSのリメイクFF4とかブレイブリーデフォルトみたいなデフォルメモデリングで、もう少しリアルにするか動かすかしてほしいところ。2Dのイラストとかはすごく綺麗で好みなんですが、動きも少なくあまり綺麗でないので、どうもちゃっちく見えてしまってちょっと勿体ない感じ。