名もなきゲーム・アニメ手記

気ままにゲーム・アニメなど、自分が触れたコンテンツについて書いていくブログ。

ラングリッサーⅠ&Ⅱをプレイしたのでレビューしてみる【感想】

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GWのお供にラングリッサーを選んで遊んでみたので、現時点での感想を書いてみる。購入前の参考になれば幸いです。

※現在ⅠのA,Bルート攻略済み時点での感想です。

※ルート関連など、ネタバレを少し含みます

 

面白いポイント

体力が火力に直結する

ラングリッサーの特徴として、体力の多さによって攻撃回数が変化し、与ダメージが変化するという点があります。

このゲームのシステム上、戦闘時には双方でダメージを与えあうため、よほどステータス差が無い限り、ダメージを受けていきます。

 

一方で、回復手段はかなり限定されます。

指揮官ユニットはレベルアップか回復魔法のみ

傭兵ユニットは回復魔法か、自ターン開始時に指揮官ユニットに隣接していれば20%回復

 

特に指揮官は一度体力が減りすぎると自力での立て直しが難しいです。 

スパロボよろしく被弾しなければ酷使可能なものとは違い、レベルアップによる回復のタイミングを考えたり、体力の減り具合から攻撃するユニット、攻撃先のユニットを考える必要があります。

特に傭兵が敵ユニットを確殺できるかどうかでレベルアップや撃破数が結構変わってくるので、この体力管理を考えてプレイするのが面白かったです。

 

豊富なルート分岐

 このゲームでは特定のステージで条件を満たすと、ルート分岐が発生します。

ルートはⅠでもA~Hの8ルート。かなり多いです。

ルートによっては結末が多少変化するものから、がらっと陣営が変わったりします。IFルートとかが好きな人には刺さるところかなと思います。

 あんまり書くとネタバレになるので多くは語れません…申し訳なし

惜しいポイント

システムが分かりやすすぎる

かつてはメガドライブ作品というのもあり、システム自体は非常にシンプルです。

 

・ユニットは歩兵・槍兵・騎兵の3すくみと、3すくみにとらわれない弓兵、海兵、飛兵の6種類のみ

・キャラクターのカスタマイズ要素は装備とジョブ、スキルのみ。

・地形も山や浅瀬、高低差でのみステータス影響を受ける

 

それゆえに、プレイヤーが試行錯誤する場面が少なく、サクサク進めます。

特に、最終盤以降は一部魔法が強すぎるので、だいぶ難易度は低めに感じました。

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この範囲で最大4マスずらせます。強すぎィ!(敵も使ってきます)

 

なので、ゲームとしてはとっつきやすいものの、難しさや歯ごたえを求める人には物足りなく感じる人もいるかなーと思いました。

 

ルート分岐関連のシステムが不親切

上の面白いポイントで上げたルート分岐ですが、どうしても新ルートに行くまでのやり直し作業がちょっと面倒です。

 

今作では一度クリアしたステージならば戻ってやり直すことができるため、分岐点まで戻ることができますが、一度戻ると戻りなおすことはできません

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自由にステージセレクトできるものではないので注意!

 

また、一度エンディングまで見てクリアセーブをロードしてしまうとステージ1から2週目が始まってしまい、分岐前に戻れなくなってしまう点は要注意です。

 

なので、他ルートを攻略する際は、

最終ステージ攻略前でセーブ

ステージクリアでエンディングを見る

クリアデータは別枠にセーブ(任意)し、最終ステージ攻略前のデータをロードして分岐前まで戻る

 

をする必要があり、ちょっと不親切に感じました。

 

まとめ

過去作品のリメイクということで、キャラの掘り下げ不足や、戦闘面の演出、BGMの少なさなど気になる点はまだいくつかありますが、シミュレーションゲームとしての一定水準はクリアしており、Ⅰ&Ⅱと2作品入っているのでボリュームも十分です。

 

シミュレーションゲームを始めて触る人には特にオススメかと!

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